このところペースが若干落ちつつある性転換コミック特集を更新します。
古本屋に出かけても最近は新ネタを中々入手出来なかったりと、少し更新が厳しくなって来ている感はありますが、まるっきりゼロでもありませんし、これからもこんな調子で更新出来ればと思っている次第です。

さて、今週は雑誌関係でいくつか新ネタがありました。
まずは２６日に出た月刊コミックガム９月号からです。

ＣＡＳＥ－611　『一騎当千』　作／塩崎雄二
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：心換石の力で４人の体が入れ替わった。孫策伯符の体には周瑜公瑾が入った様子。

３度もアニメになった「一騎当千」です。
今回は番外編という事で、みんなで入れ替わる展開に。
「一騎当千」といえば何かと“爆乳”を売り文句にしていますが、それだけに入れ替わりは衝撃的！？
問題の孫策伯符の体は公瑾のものに！（笑）

公瑾もやっぱり男の子？
伯符を守るはずが、思わず手が出るのでした（笑）。

一方、楽就の体には呂蒙が！
男子トイレに突入した呂蒙はやり方をレクチャーしてもらう事に。
堂々と覗いている姿がちょっと怖いです（笑）。

ちなみに呂蒙の体には伯符、公瑾の体には楽就が入っていました。

思わぬところで伯符の日常を知る公瑾。
普段からサービス精神旺盛なだけに、何処で何をやっているか分かったものではないです。

むしろ、入れ替わったら“抑え”が利いてＨじゃなくなるのか？（笑）

Comic Gum (コミック ガム) 2008年 09月号 [雑誌]

一騎当千 (1) (Gum comics) 塩崎 雄二

一騎当千Great Guardians 第壱巻 浅野真澄, 甲斐田裕子, 大畑晃一

一騎当千 Dragon Destiny 孫策 伯符 スク水Ver. (1/6スケールPVC塗装済み完成品)

次は週刊少年サンデー３５号からです。

ＣＡＳＥ－612　『イフリート～断罪の炎人～』　作／吉田正紀
ＴＹＰＥ：変身
詳細：銀龍の正体は性転換した神貫だった。手術したらしいが詳細は不明。

いよいよクライマックスが近い「イフリート～断罪の炎人～」。
謎の女・銀龍の正体は、ユウの体をモンスターにした原因の神貫でした。
組織で登りつめるのには女の姿の方が都合が良かったという事で女になったそうですが、都合３回も性転換したとか。
どうやったのかは知りませんが、随分頻繁に性転換しますね（笑）。

そして神貫もユウと同じ能力を！？
いきなり服が燃えてこの姿になってしまいましたが、何か作品が変わってしまった様な気が（笑）。

イフリート 1 (1) (少年サンデーコミックス) 吉田 正紀

次はＧファンタジー８月号からです。

ＣＡＳＥ－613　『Poor Frog Prince』　作／加藤ミチル
ＴＹＰＥ：変身
詳細：魔法使いの一族のテオには、尖ったものに刺されると女になる魔法がかけられている。

Ｇファンタジー８月号に掲載された読みきりが該当作でした。
主人公・翔太には女に触れるとカエルになる魔法、兄・テオには尖ったものが刺さると女になる魔法がかけられました。

尖ったものって…主人公と比べて随分と“イタイ”条件です（笑）。

この一族の人間はみんな親が子に魔法をかけていて、そうしないと１歳になる前に本の中に閉じ込められて死んでしまうのだとか。
物語の登場人物の運命を宿らせる魔法だそうですが、そうして彼らは死後本の中にキャラとして入るのだそうです。

結構ややこしいルールもある様ですが、テオは全然軽いというか、女になって楽しんでいる様に見えますね（笑）。

Gファンタジー 2008年 08月号 [雑誌]

次は月刊少年シリウス９月号からです。

ＣＡＳＥ－614　『ミリオンフェイス』　作／田口ホシノ
ＴＹＰＥ：変身
詳細：万丈家の一族は“千変万化の術”であらゆる者に成りすます事が出来る。

読みきり「ミリオンフェイス」が該当作。
忍の末裔との事ですが、術具「万華鏡」を使って変身する様です。
炎をまとって変身する為、火に触れると術が解けるとか。

同級生の女性になりすまして敵のアジトに乗り込む万丈満。
忍という設定でけど、使うのは普通に「銃」の様です（笑）。

敵陣にいた男の正体は行方不明だった満の母親？
行方不明の母親を探す為ミリオンフェイスを継いだ満ですけど、そもそも姿をくらます理由は何？
ちょっと謎のまま終わっていますけど、続き…あるのかな？（笑）

月刊 少年シリウス 2008年 09月号 [雑誌]

次は月刊プレコミックブンブン８月号からです。

ＣＡＳＥ－615　『心霊探偵クロ』　作／大西俊輔
ＴＹＰＥ：変身
詳細：念人形オセは見たものに変身する能力を持つ。

「心霊探偵クロ」に出て来た“オセ”は見たものに変身する能力がある様子。
みんなの前に姿を出せない幽霊の少女に変身しました。

情報を頂いた時から少々微妙なネタでしたが、ローゼンメイデンの様な人形だと考えると性転換といえなくもないかな、と（笑）。

みんなの前に姿を現したオセが扮する菜々。
“幽霊もの”としてはある意味定番の感動シーンでしょうか。

ところで今さらだけどオセの性別は男でいいんだよね？（笑）

プレコミック ブンブン 2008年 08月号 [雑誌]

という事で今回は雑誌関係で５タイトルと多目でしたね。
以下、コミックスからです。

ＣＡＳＥ－616　『まつろはぬもの～鬼の渡る古道～』　作／垣川光太郎・木根ヲサム
ＴＹＰＥ：変身
詳細：番外編でレンがいきなり女になった。

「まつろはぬもの」３巻のオマケ漫画で主人公レンが女になる展開が！
本編が思いっきりシリアスな作品だけに、この展開はちょっとビックリです。

つーか、レンって恐ろしく無感動ですね（笑）。

何かボケボケに見えるレン。
まるで小学生の女の子をどうかしてしまうみたいだ（苦笑）。

結局、夢オチなのですが、悪夢が続く展開に蘇芳の心は休まらないのでした（笑）。

まつろはぬもの 3 (3) (ヤングサンデーコミックス) 木根 ヲサム

次も情報を頂いた作品です。

ＣＡＳＥ－617　『なつきクライシス』　作／鶴田洋久
ＴＹＰＥ：変身
詳細：嶄鬼は不二実流針幻術の転身功により、別人に変身する事が出来る。

９０年代にビジネスジャンプで連載していた「なつきクライシス」です。
当時はＯＶＡとかにもなりました。

やたらとお色気のあるなつきですが、これは嶄鬼が変身した姿。
本人よりサービス精神は上か？（笑）

その変身の過程がコレ。
「ハンター×ハンター」なんかでも似た様なのがありましたね。

針を使って全身を変貌させるというのは、意外とメジャーな手法なのでしょうか？（笑）

なつきクライシス 9 (9) 鶴田 洋久

次はこの作品です。

ＣＡＳＥ－618　『Ａｍａｚｉｎｇ！』　作／勇栄
ＴＹＰＥ：変身
詳細：アーチャーの作った宝具ジェンダーブレイカーは性別を変える事が出来る。

以前、「Ｆａｔｅ／ｓｔａｙ ｎｉｇｈｔ」のアンソロジーにあると、情報を頂いてこの作品を入手していたのですが、実際これでよかったのかどうかは分かりかねますね。
というのも、アンソロジー自体が色々出ていて把握出来なかったのです。

ここではアーチャーがアイテムを持ち出して、それをネタにされる展開。
立場弱すぎだろ！（笑）

そしてアーチャーは自らのアイテムの実験台にされてしまう事に。
シロウはそんな彼にホの字になるのでした（笑）。
アマゾンで色々検索してみたのですが、このコミックスは該当がない様です。
あるいは別のアンソロジーとかに入っている可能性もあるかも知れませんが、さすがにそこまでは分かりません。
何か知っている方がいたら教えて頂ければ幸いです。

さて次は大御所のこの作品を。

ＣＡＳＥ－619　『ミライザーバン』　作／松本零士
ＴＹＰＥ：入れ替わり（憑依？）
詳細：井台半は両親の実験によりミライザーバンとなり、永遠の時間の輪を渡り歩く事に。各時間帯にはそれぞれのミライザーバンがおり、毎回体に入り込んでその世界を経験するのだが、１０００年後の世界で女のミライザーバンを体験した。

少し微妙なので後回しにしていましたが、ちょっとここで紹介してみます。
ミライザーバンは時間軸を冒険する物語ですが、ここでバンは１０００年後の世界に飛ばされました。
そこでのバンは女性であり、バンは女の姿を経験する事に。
（体は滅んでも心は永遠に続く。）

バンの目を通して１０００年前のモニターを見ている有紀さん。
物理的にどうなっているのか分からないのですが、それもまた松本ＳＦの魅力でしょうか？

時間は「輪」であるという話から始まって、「球体」であるという話に発展するのですが、結局よく分からないまま終わってしまいました（笑）。
最近だとジョジョ６部のラストを思わせますが、ＳＦ漫画なら佐々木淳子「SHORT TWIST」が印象的ですね。

ミライザーバン (Volume1) (講談社漫画文庫) 松本 零士

次で６２０タイトルです。
続けて松本作品で行きます。

ＣＡＳＥ－620　『蜃気樓綺譚』　作／松本零士
ＴＹＰＥ：入れ替わり（憑依？）
詳細：立島太は事故死し、蜃気樓の女主人・摩耶の体に入ってしまった。

「蜃気樓」とは二度見たものは死んでしまう不思議な店。
そこで働く立島太は事故で突然死んでしまう！
すると何故か女主人・摩耶の体に入り命だけは助かった様です。

摩耶には立島が死ぬ事は分かっていた。
だから外に出ない様に指示したのだが、時計の遅れには気がつかなかった。

運命が分かる人にしては何かちょっとマヌケですね（笑）。

蜃気樓綺譚 松本 零士

という事で６２０タイトル達成です！

難産でしたが今回もどうにか１０作品集める事が出来ました。
前回の特集から１ヶ月近く過ぎてしまいましたが、これからは月イチペースですかね？
もう少しマメに更新したいのですが…まあ雑誌掲載の新作次第でしょうか？（笑）

という事でＮＥＸＴ→第６３回特集に続く！！

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