名作夏子の酒や、最近では蔵人など、人情派の作風で知られるマンガ家・尾瀬あきら。
そんな氏の作品にもSF作品があるのはご存知でしょうか?少年サンデーで連載された「リュウ」。確かにそれもそんな作品のひとつ。
ですが、さらに昔の作品で、今の氏の作風からは考えにくい宇宙を舞台にしたSF巨編があるのです。それが「とべ!人類」です。

尾瀬あきら氏は1978年に松本めぐむというペンネームで、毎日中学生新聞にこの作品を発表しました。
幻だったこの作品にスポットライトがあたったのが1984年の少年ビッグコミック1月増刊号で、再構成の後、4月増刊号との2回で200ページ超の力作として再び発表されたのです。
当時の少年ビッグコミック(現:ヤングサンデー)というと「みゆき」「エリア88」が全盛の時代で、氏も「初恋スキャンダル」を連載していた頃です。そんな時代に発表された「とべ!人類」を少し紹介してみます。続きを読む