ついに８００タイトルに到達！「メイのないしょ」登場で性転換コミック特集その８０

２０１０年最初の性転換コミック特集を更新します。
ここまでかなりの数の作品を紹介して来ましたが、まさかここまで続くとは思ってもいませんでした。
今回の８０回特集でついに８００タイトルに到達！
ここまで来ると１，０００タイトルも夢ではないですね。
「チェンジＨ」シリーズの様に性転換に特化した（？）ものが出て来ている事を考えても、当特集はまだまだ続ける事が出来そうです。

さて、年末に壊れた為、新年早々に新しく買って来たスキャナーを使ってお送りする特集第８０弾！
まずは、１２月に出たドラゴンエイジ１月号からです。

ＣＡＳＥ－791　『メイのないしょ』　作／日下皓
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：“魔法の入れ替わりの鏡”によって、女装少年メイと風華が入れ替わった。

女として育てられた女装少年の非日常な日常を描く「メイのないしょ」がまさかの該当！
羞恥心がない彼に女性の気持ちを分からせようと、セーラさんが暗躍！？
骨董品屋で手に入れた「魔法の入れ替わりの鏡」を使って、メイと風華を入れ替えてしまったのだが…！？

結局のところ、セーラさんのいいように遊ばれる運命だった様です（笑）。

男女の性差を一日味わう事になったメイと風華。
胸を揺らせて女性になった事を実感するメイ！
とはいえ、全くといっていいほどエロな気持ちはゼロ。
むしろ、普段よりも女性的に見られる始末です。
女性になった主人公といえば、昔から色々とやらかすものなんですが…そういう意味では正に“豚に真珠”ですね（笑）。

メイよりもむしろ風華の方が色々と大変だったらしい。
どうしてもトイレに行けない風華。
男子トイレで用を足すのも重要なイベントなんですが…何と最後の最後まで我慢してしまいました。
結果、戻った瞬間メイが悲惨な事になってしまうのですが…。

その一方で、全く尿意らしきものがない風華。
実は何の疑問もなくメイはトイレで用を足していたらしい。
まさか入れ替わりものの一大イベントが「にこっ」で終了とは…。

メイだったら、もっと詳細な感想を“当たり前の様に”言ってくれても良かったですね（笑）。

ドラゴンエイジ 2010年 01月号 [雑誌]

メイのないしょ make miracle1 (角川コミックス ドラゴンJr. 126-1)

次は、チャンピオンＲＥＤ２月号からです。

ＣＡＳＥ－792　『雲の上の首切り姫』　作／廣瀬周
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：真野人緒は巫の一族・唯に突然首をはねられ、さらに体を入れ替えられてしまった。

チャンピオンＲＥＤに異色の読みきりが登場！
主人公・真野人緒は顔にアザがありイジメの対象になっていた。
その彼が突然首を斬られてしまい、さらに斬った相手・唯のキスで入れ替わってしまった！？

文章で書くと余計訳が分からないのですが（笑）、実際どういう理屈で入れ替わったのかは不明です。

誰かの首を狩る為に出かける二人。
首に乗り移った唯はそのままでも生きていられる様なのだが…。
槍で串刺しなんて扱いが粗末すぎるだろ！（笑）
ちょっと力が加わるだけで脳にまで達してしまいそうです。

チャンピオン RED (レッド) 2010年 02月号 [雑誌]

BLASSREITER 1―genetic (チャンピオンREDコミックス) 廣瀬 周

次は月刊まんがライフオリジナル１月号からです。

ＣＡＳＥ－793　『ばつ×いち』　作／おーはしるい
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：階段から落ちた拍子にマスターの育志と由衣が入れ替わった。

四コマ漫画「ばつ×いち」が該当作。
マスターと一緒に大量のコーヒー豆を運んでいた由衣が階段でコケてぶつかり入れ替わってしまった！？
マスターになってショックの由衣。
もっと強く打てばよかったとか言ってますが…死ななかった場合、痛い思いをするのは勿論自分です（笑）。

入れ替わった事を説明する二人。
普通こういうのはなかなか信じてもらえないものなのですが、どうやら雰囲気で分かってしまう様です（笑）。

最後の手段として、マスターの濃い～コーヒーを飲む事でショックを受ければ元に戻れるかも知れないと言うのだが…？
実は、この話はマスターの初夢だったらしい。
実際に入れ替わった場合、また何か違った展開があったかも知れませんね。

ばつ×いち (バンブー・コミックス)

次は、コミックラッシュ２月号からです。

ＣＡＳＥ－794　『パパはスペランカー』　作／花見沢Ｑ太郎
ＴＹＰＥ：入れ替わり（憑依）
詳細：ユイの父親の霊が田淵さんに取り憑いた。

コミックラッシュの「スペランカー・アンソロジーコミック」シリーズ第５回に花見沢Ｑ太郎氏が登場！
「パパはスペランカー」がちょっとだけ該当していました。
父が死んで５年。
娘のユイ・スペランカーは父の後を継いで一流のスペランカーになる為、洞窟に入るものの早くも死ぬ寸前！
そこに現れた田淵さんの体に死んだ父が憑依して現れたのだが…！？

父の願いは自分が果たせなかった秘宝をユイが発見する事。
かくして、わずか８ページの大冒険の末、あっさりと父を乗り越えてしまうユイなのであった（笑）。

尚、「スペランカーアンソロジーコミック」来月は石黒正数氏が登場！
コミックスは２／６発売との事です。

月刊 COMIC RUSH (コミック ラッシュ) 2010年 02月号 [雑誌]

ベルウッドハウス 1 (CR COMICS)

次は、なかよしラブリー冬の号からです。

ＣＡＳＥ－795　『ゴーストキッチン』　作／瀬崎ちか
ＴＹＰＥ：入れ替わり（憑依）
詳細：飯盛愛の体に死んだ天才少年シェフ・生瀬久留米の霊が取り憑いた。

みのむーさんのところで知ったのですが、「なかよしラブリー」に収録されている読みきり「ゴーストキッチン」が該当でした。
食べるのだけは大好きな飯盛愛。
学校の家庭科室に出るという幽霊に取り憑かれてしまった！？
彼の名は天才少年シェフ・生瀬久留米。
事故で死んだ彼の幽霊に体を使わせる事で、愛は天才シェフに変身するのだが…！？

姪の由真の為に作った料理が、結果して彼女に笑顔を取り戻させる事に！
この成功に気をよくした愛はさらなる野望に燃えるのだった（笑）。

どーでもいいですけど、男に体を使わせる事にほとんど抵抗がありませんでしたね。
もし続編があるなら、もう少し久留米君も何かやらかして欲しいです（笑）。

なかよしラブリー冬の号 2010年 02月号 [雑誌]

ここからはコミックスの情報です。
まずはこのタイトルから。

ＣＡＳＥ－796　『あひるの王子さま』　作／森永あい
ＴＹＰＥ：変身
詳細：奥村さん（ブランシュ）によって再び美少年になっていた白鳥麗一だったが、憧れのゆみこちゃんの反応から元に戻してもらおうとする。が、何故か女性になってしまったらしい。

掲示板の情報でゲットした「あひるの王子さま」６巻が該当でした。
魔法の力で美少年に変身した白鳥麗一。
だが、憧れのゆみこちゃんはブサイクな頃の自分が好きだった！？
突然ブサイクに戻ってしまった麗一は奥村さんの魔法で美少年に戻るものの、やっぱりブサイクに戻ろうとするのだが…。
どっちつかずの態度がまるでバチが当たったが如く、最後の最後で女になってしまうのでした（笑）。

まあ、状況からして奥村さんの魔法が上手くいっていたのは側にいたエリアスのせいなんでしょうね。

あひるの王子さま (第6巻) (あすかコミックス)

続いてはこの作品です。

ＣＡＳＥ－797　『午後のお茶は妖精の国で』　作／遠藤淑子
ＴＹＰＥ：変身
詳細：アルスター王子はイタズラな妖精・ヴィネドの秘薬によって女になってしまった。

アルスター王子のところにやって来た魔法使いのルグ。
彼はタチの悪い妖精によって子供の姿にされてしまったのだと言う。
それを聞いた王子は一緒に妖精の国に行こうと言い出したのだが…？
実は、彼もまた妖精の被害者だったのである！

妖精・ヴィネドに騙されて薬を飲んでしまったアルスター王子。
その結果女になってしまい、妖精もどこかに消えてしまったらしい。
女のままでは王位を継げない為、何としても元に戻らなければならない。
かくして、カラスにされた商人ハルシュも仲間に加えた大冒険が始まるのである！

ファンタジーと見てもなかなか楽しい作品でした。
果たして、王子たちは元の姿に戻る事が出来るのか？
３巻目が待ち遠しいですね。

午後のお茶は妖精の国で (Feelコミックスファンタジー)

次はこの作品です。

ＣＡＳＥ－798　『天空の覇者Ｚ』　作／宇野比呂士
ＴＹＰＥ：変身
詳細：ヒトラーの腹心ドッペルは“擬態”の能力で、誰にでも変身する事が出来る。さらに「最初に扉を開けし者」が少女の姿になってしまった？

古きマガジンスペシャルの作品「天空の覇者Ｚ」６巻から出るドッペルが該当。
実は１年以上前からコミックスが机の上に置きっ放しで、いつ使おうかと思っているうちにずっと後回しになってしまいました（笑）。
ヒトラーの腹心にして“擬態”の能力によって誰にでも変身する事が出来る獣人・ドッペル！
エリカに変身したドッペルだったが…アンジェリーナは“血の匂い”でそれを見抜いてしまう！
が、逆にそれが彼女自身を窮地に追い込んでしまった！？

何にでも変身出来る能力というのは見ていて面白いですね。

さらに８巻では「最初に扉を開けし者」が登場！
９巻で“時間と空間を越えた”ヒトラーによって真っ二つにされたと思ったら…少女の姿になってしまった！？
恐るべきは“カラクーム世界変容（オッフェンバルグ）”！
“因果律の王”となるのはヒトラーか天馬か！？

性転換がどうとか言う以前に、知らない人はこの作品の熱さに是非触れて欲しいですね。

天空の覇者Z 6 (少年マガジンコミックス)

続いては、これまた後回しにしていたコレです。

ＣＡＳＥ－799　『ぼくの地球を守って』　作／日渡早紀
ＴＹＰＥ：変身（転生）
詳細：錦織一成は前世では槐（エンジュ）という女性であり、他の仲間と共に記憶を取り戻した。

恐らくはファンも多かったと思われる「ぼくの地球を守って」です。
主人公たち７人は前世が異星人であり、月基地で全員病死という経歴を持っている。
地球人として転生した彼らは、前世を夢で見るようになり、それぞれ記憶が戻るのだが…？

錦織一成は前世では槐（エンジュ）という女性であり、玉蘭（ギョクラン）を愛していた。
友人の小椋迅八がその玉蘭である為、前世の夢を見るたびに二人の雰囲気はどんどん怪しくなって行く。
で、ついに「しちゃった」発言が！
さすがにそんな夢を共有したらシャレになりません（笑）。

迅八を意識するあまり玉蘭とごっちゃの夢を見てしまう一成。
もはや、銭湯にすら満足に入る事が出来ない状態に！
考える事がますます怪しくなる一成。
ついには銭湯で溺れるという恥ずかしい経験までしてしまうのでした（笑）。

さて、「ぼく地」といえばやはりコレでしょ？
題して、“「星矢」の影響を受けまくる作者の図”です（笑）。
作者は氷河ファンだったらしいが…。
他にもアンドロメダの聖衣を着た輪や、フェニックスの聖衣を着た亜梨子も登場！
こういうところには時代を感じさせますね。

現在、別冊花とゆめにて続編「ボクを包む月の光」が連載中です。
主人公は輪と亜梨子の息子・小林蓮ですが、今でも１年に１回月基地の７人衆は集まっているそうです。
作者の絵のタッチも変化した事で随分と雰囲気も違っているのですが、一番の違いは「前世の謎」という重さがない事でしょうか？
結局、錦織一成は国生桜（前世は槐の親友・繻子蘭（シュスラン））と結婚した様です。

彼らがどうなって今に至るのか、知らない人には是非読んで欲しい作品ですね。
そう言えば、昔アニメになった事も知らない人が増えているんでしょうか？

ぼくの地球を守って―愛蔵版 (1)

ぼくの地球を守って (第1巻) (白泉社文庫)

ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (1) (花とゆめCOMICS (2801))

さて、いよいよ次で大台の８００タイトルです！
ここは超大御所のこの作品でキメたいと思います！！

ＣＡＳＥ－800　『いじわるばあさん』　作／長谷川町子
ＴＹＰＥ：変身（手術）
詳細：いじわるばあさんにそそのかされて、ご隠居は性転換手術をして女性になった。

何とビックリ「いじわるばあさん」です（笑）。
情報をもらって１年近くたってしまいましたが、やっとここで紹介する事が出来ました。
女の方が長生き出来ると言われて性転換するって…んなアホな（笑）。
これで長生き出来るなら、みんな性転換してしまう！？
そうなったらそれでスゴイ話ですけどね（笑）

この話は朝日新聞社から出ている文庫の２巻に収録されていました。

いじわるばあさん (2)

という事で、ついに８００タイトル達成です！

いや～スゴイ！
ここまで続くと感無量ですね。
しかもここまであまり間を空けずに更新出来た事を考えれば、まだまだ続ける事は出来そうです。
とりあえず目標は年内の９００タイトル！
さらに２０１１年には１０００タイトル達成！？
上手く行けば、アナログ放送終了までに達成出来るかな？（笑）

という事でＮＥＸＴ→第８１回特集に続く！！

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