悪魔が来たりて性転換！？幻のレアネタ引っ張り出して性転換コミック特集その１６

昔の古い雑誌を調べていくと、コミックス化されない様なレアな読みきりが見つかる時があります。
例えば新人のデビュー作などは、作者自身が「この頃は未熟なので恥ずかしい」等の理由もあってか、コミックス収録が見送られるケースもあり、掲載された雑誌を持っているならばかなり貴重という事になるのかも知れません。

８０年代は自分で買っていた雑誌の読みきりをスクラップし、自ら製本化するという事を良くやっていました。
そんな訳でレア作品を色々と持っているのですが、今回、まずはそんな作品のひとつを紹介するところから始めたいと思います。

ＣＡＳＥ－151　『悪魔が来たりて』　作／小川智明
ＴＹＰＥ：変身
詳細：生物化学兵器として作られた「人工・悪魔」が脱走。かくまった際にオカマの少年は本当の女性にしてもらった。

主人公ではなく、ヒロイン（？）が女性化するパターンは意外と珍しい？
「Ｇ．Ｉ．Ｄ」と言うよりは、「ストップ!!ひばりくん!」のノリだよねコレ（苦笑）。

ストーリーとは関係ないところでＨな事をするヒロイン。
主人公・無田君の側にずっといるにも関わらず、実は名前がないんですよ。
本編はＣＩＡやＫＧＢ相手に悪魔争奪戦を展開する話なので、ヒロインの存在意義があまりなかった気がします（苦笑）。

さて、この作品ですが、少年サンデー８５年４月増刊号に掲載されました。
（今でいう少年サンデー＜超＞です。）
小学館のサンデーまんがカレッジの作品で、これがデビュー作になるようです。
作者の小川氏は、これ以外にも何本かサンデーでも見かけましたが、現在は見る事が出来ません。
実は…すでにお亡くなりになっているんです…。
一時期目に付いた若手作家の病死ではなく、バイク事故だったそうです…。
そういった背景を考えますと、この作品が今後コミックスとして世に出る可能性はほとんどないでしょう。
正に「幻の作品」です。

…のっけから暗くなってしまいました。
次は、元気にヤンジャンからコレを！

ＣＡＳＥ－152　『夜叉鴉』　作／荻野真
ＴＹＰＥ：変身
詳細：化楽天と合体する事で化楽天を倒したが、化楽天の体を受け継いでしまった。

エロス＆バイオレンスで人気の荻野作品です。
女性の全裸率も高く、実はこの画像も本当は下半身があります。
ちょっとヤバ気なのでカットしました（苦笑）。

７巻で女性化してから終盤まで女性のままだった主人公・那智武流。
女性になってからはバトルの度に簡単に全裸になってしまうので、あえて着衣の姿を出してみました。
彼の作品だと「小類人」とか「拳銃神」なんかでも性転換ネタがありそうな気もするけど…なかったかな？（苦笑）

夜叉鴉(1) 荻野 真

文庫版だと何巻に相当するのかな？

次は最近の作品からです。

ＣＡＳＥ－153　『すとれんじマンション』　作／影崎由那
ＴＹＰＥ：変身（手術）
詳細：ズバリ性転換手術を受けた（笑）。

昔すきだった先輩に久しぶりに会ったら、女になっていた。
しかも相手は応援団の団長という事で、かなり倒錯しています。
そもそも、自分でなりたくてなった女性化ではない感じなんですよね（苦笑）。

間違えて男性トイレに入ってしまう白灰先輩。
手術までしたにしては、「女」が全く身についてないのでした（苦笑）。

すとれんじマンション 影崎 由那

影崎先生と言えば、最近だと「かりん」が有名ですね。
という事で次は、「かりんちゃん」がヒロインの何度かコメントを頂いたこの作品です。

ＣＡＳＥ－154　『Ｄ・Ｎ・Ａ2～何処かで失くしたあいつのアイツ～』　作／桂正和
ＴＹＰＥ：変身
詳細：かりんに撃たれた事で、竜二は他人のＤＮＡをコピーする能力に目覚めた。

亜美に触れたらいきなり彼女そっくりになってしまった竜二。

すごい能力を手に入れたと興奮する竜二。
この後、彼の主人公・純太への逆襲が始まるのであった。
当時はＴＶアニメ化もされた有名な作品でしたが、コメントもらうまですっかり忘れてましたよ（苦笑）。

D・N・A2 FILE1―何処かで失くしたあいつのアイツ (1) 桂 正和

次は何度もコメントを頂いたこの作品を。

ＣＡＳＥ－155　『覚悟のススメ』　作／山口貴由
ＴＹＰＥ：変身
詳細：葉隠一族に伝わる強化外骨格「霞」を手に入れた主人公・覚悟の兄・散（はらら）は性別を超越した。

突然服を脱いで「女」宣言をする散。
つーか、ずっとそばにいたのに気がつかない２人も何だかな～（苦笑）。

女になっただけでなく、弟・覚悟にまで手を出そうとする散。
散の存在感が圧倒的なせいか、あまりホモっ気は感じないですね。
散がこんなセリフを言った為か、ベッドで手足をチェーンでつながれている覚悟のシーンがＨに見えて仕方ないです（苦笑）。

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次はヤングサンデーの長期連載作品です。

ＣＡＳＥ－156　『日本一の男の魂』　作／喜国雅彦
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：①二人で石段から落ちて入れ替わった②二人で高い所から落ちて入れ替わった（ふたつともあんまり変わらないな…）

３巻に出てきた「転校生」ネタです。
こういったシーンはほとんど定番な感じです。

早くも被害妄想モードに入っている彼女。
男よりも女の方が過激になっている感じがするネタです。

１１巻で登場したのはお馴染みいつものスパイ２人組。
この二人はＨになる方向がいつも倒錯しています…。
毎回色々なネタを搾り出しているのが特徴の作品ですが、２回も同じネタを使ったのはやはりネタが無かったのかな？（苦笑）。

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次はヤングアニマルからこの作品を。

ＣＡＳＥ－157　『Ｃｈａｎｇｅ！』　作／氷室芹夏
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：廊下でぶつかって目が醒めたら入れ替わっていた。

いつも泣かせていた彼女の姿で目が覚める主人公・菱田君。

この手の作品としてはお約束な展開に身を投じる菱田君。
かなり余裕綽々です。

岩崎をからかう菱田君。
この後思いがけないＨな展開が待っているのであった。
勿論、画像は出せませんのであしからず（苦笑）。

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「Ｃｈａｎｇｅ！」は短編集「Ｇｉｒｌ」に収録されています。

次は少女マンガからコレを。

ＣＡＳＥ－158　『♂と♀の方程式』　作／すぎ恵美子
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：ふたりで抱き合って「離れたくない」と念じたら、何故か入れ替わった。

入れ替わったら、まずはお馴染みの顔合わせから（苦笑）。

最初のうちは余裕があった優絵だったが、後になって肝心な事に気がつき慌てるのであった。
尚、この話は１０巻末の番外編です。
本編は８０年代のコミックのせいか、同作者の「げっちゅー」あたりに比べるとまだＨ度は抑えている感じですが、主人公は「ポルノ小説を書く女子高生」という設定ですし、さわやかな恋愛ものとしてのＨもある作品です。

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（文庫版だとこんな感じ？）

次はストーカーマンガです（苦笑）。

ＣＡＳＥ－159　『GOD SAVE THE すげこまくん！』　作／永野のりこ
ＴＹＰＥ：変身
詳細：即席ＤＮＡチェンジャーの注射を打たれたら女になってしまった。

次々に困った発明をするすげこまくんに注射を打たれ女になってしまった北原君。
しかし、以後これ幸いにとノリノリで美奈世ちゃんに接近するのであった（笑）。

美奈世ちゃんの家に呼ばれて着替えシーンに出くわす北原涼子（笑）。
この後、美奈世ちゃんを調子に乗せてＨな方向に行こうとする北原に対して、怒りをぶつけるすげこまくんなのであった。
マッドサイエンティストなすげこまくんは、いつも女教師の松沢先生を拉致監禁したりするのだが、変質者とは呼ばれてもストーカーとは呼ばれませんでした。
１０年前のマンガですけど、その頃ってストーカーという言い方はなかったのかな？（苦笑）

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次は１６０作品目です。
こんなところでどうでしょう？

ＣＡＳＥ－160　『ＹＡＩＢＡ』　作／青山剛昌
ＴＹＰＥ：変身
詳細：天草四郎が妖術でバニーガールに変身したのに対して、ヤイバはヒロイン・さやかに「金の玉」の力で変身した。

思い切り「キツネ」な天草四郎はバニーガールに変身。
何つーか、可愛くないなあ～（苦笑）。

ヤイバも対抗してさやかに変身。
戦うよりも体を確認する方が先の様です（苦笑）。
そういえばヤイバって典型的な少年マンガの主人公の割りにＨな事を色々していましたね（苦笑）。
これの後にスタートした「名探偵コナン」はまだまだ続いてますし、ＴＶアニメにもなったにも関わらず、「ＹＡＩＢＡ」は印象が薄くなってしまった気がします。

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という事で１６０タイトルになりました。

連日多くの情報を頂き、それを追いかけていくのも中々大変な状況ですが、出来るだけ期待に応えられるようにこれからもがんばって行きたいと思います。
今日はやっと「ジョーカーシリーズ」もゲットしましたし、何やら今月中に所有コミックス数が１２，０００冊の大台に乗りそうで怖いです（苦笑）。
１２，０００冊を突破したら、リストの一部を出してみるのもいいかも知れませんね。

という事でＮＥＸＴ→第１７回特集に続く！！

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